(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

1月11日 相場情報

お客様各位

【1月11日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=111円32銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:25369(-16)
※N.Y.金:1319.30(+5.60)
※N.Y.原油:63.57(+0.61)
※LME銅($/t) 現物
午前:7140.5(+48.5)
午後:7118.0
※NYC銅(¢/lb)1月:321.5(+2.05)
※LME銅相場概況
ドル安が好感され値を上げたが、後半はドル反発となり上げ幅を縮小した。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:840円、ロンドン午後:840円、N.Y.:840円

【1月10日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:840円(1月10日より-10円 )
※上海先物取引所 1月 54510(+70)
※巨星墜つ。
※某非鉄金属くず問屋の会長が亡くなりました(匿名にする必要もないのですが)。
※何故に巨星かと言うと、この会長、今では誰もが当たり前のように行っている中国向け非鉄金属(特に雑線)輸出の先駆者であるからです。
※当時(もう25年も前)、中国に雑線を輸出している業者は極めて少なく、逆に国内で雑線をナゲットを加工する業者は、原料である雑線をみすみす中国に売り渡す同社に冷ややかでした。同社、風当たりが強かった訳です。
※同会長、それでも信念を曲げず輸出を継続、むしろ時間とともに周囲がその動きに同調してきて今があります。
※この25年の間に、中国向け輸出は一般化され、誰もが普通にする仕事になりました。
むしろ飽和状態。
(一方で、周囲は同社に冷ややかであったことを忘れ、同社も風当たりが強かったことを忘れてしまったかのよう。)
※平成という時代が間もなく終わる今年、奇しくも中国向け非鉄金属輸出は完全にターニングポイント、今後、新しいルールになることは間違いない状況です。
※同会長が亡くなったことは、時代が大きく変わることを示唆・暗示しているように思えます。
※新しい時代に、新しいやり方を、周囲が同調しなくとも進んだ巨星は、”今のターニングポイントにどんな道に進むのか?”
と、問いたくなる小生でありました。 
※ご冥福をお祈りいたします。

★正月早々、感傷的になりましたが、現実的な中国情報は、昨日のメール&ブログを参照下さい。

※雑線(湘南ヤード持込:【1月10日現在】
【1】 雑線エフケーブル:255-260円
【2】 雑線・一般:200-210円
【3】 雑線B :100-160円
【4】 家電線 :流通は可。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上