(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

6月30日 相場情報

お客様各位


【6月30日:今朝の状況】


※為替(ドル/円):1ドル=107円57銭【08:00現在】

※N.Y.ダウ:25595(+580)

※銅LMEセツルメント
 ①午前売: 5957(-28.5) 

 ②午後売: 5967.5
COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

 ③銅:2.6795(+0.0205)
 ④金:1774.8(+1.5)
 ⑤原油:39.7(+1.21)

※ニューヨーク為替引値
 107.56-107.58

※本日時点予想計算値:国内銅建値
 ①ロンドン午前:690円
 ②ロンドン午後:690円
 ③N.Y.:680円

【6月29日:昨日の状況】

※国内銅建値680円(6月26日より+10円)

 

 

《5月銅スクラップ輸出速報値》

 

※新聞社さんより、5月の銅スクラップ、日本の輸出統計資料を、頂きました。

※最も多いのは中国向けです。 

ご存知の通り、中国は7類(雑品・雑線)の輸入を

2018年末に禁止しているので、6類=金属分が高い

銅系・真鍮系のスクラップが輸出されています。

※具体的には、二号銅(込銅)や、雑ナゲット、真鍮(ハニー)です。

 

※中国で言う7類の雑品・雑線は、現在、東南アジア

向けに輸出されており、以下のような国向けが多く

なっております。

 マレーシア7,995トン

 香港2,024トン

 韓国1,493トン

 タイ1,192トン

(台湾、ベトナム、フィリピン、インドネシア

インドは、100~200トン程度なので無視)

※マレーシアは突出してますね。

 

※そのマレーシア、ロックダウンの影響はどれくらい

あったかを見る為、1月からの数量を並べてみると

以下になります。

 1月:8,477トン

 2月:8,692トン

 3月:10,984トン

 4月:5,595トン

 5月:7,995トン

※4月が3月の半分に落ち込んでますが、既に5月

には1,2月の水準まで戻したと言えるでしょう。

※補足しておきますと、マレーシア向け数量には、

雑線くずの数量だけでなく、モーターやトランス

コアなどの雑品類も含まれています。

 

※雑線(湘南ヤード持込):【6月29日現在】
【1】ワイヤーハーネス:220円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):200円前後賞
【3】雑線・一般(42ー43%):170円前後
【4】雑線B :80-130円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上