(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

8月5日 相場情報

御客様各位

【8月5日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=124円29銭【6:55現在】
※N.Y.ダウ:17550(-47)
※N.Y.金:1090.70(+1.30)
※N.Y.原油:45.74(+0.57)
※LME銅($t/t)現物
午前:5215.5(+39.0)
午後:5222.5
※NYC銅(¢/b)
8月:236.50(+1.75)
※LME銅相場
ドル安と中国株の大幅高を受けて上げ幅を広げる場面もあったが、終盤は要人発言によるドル急伸で値を消した。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:690円、午後:690円、N.Y.:690円

【8月4日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:690円(8月3日より-10円)
※上海先物取引所 銅 8月38480(-210)
※上海先物、 銅は下落。 中国内スクラップ(光亮銅)は昨日比マイナス400人民元を予想し、雑線価格はマイナス3円(臨時メール)。
市場占有率という言葉があります。市場シェア、マーケットシェアと同義。
※例えば、日本から中国に、毎月2万トン雑線が輸出され、そのうち東京資源が2000トン扱っていれば市場占有率は10パーセントとなります。
※連日お話しています、ラーメン屋300円作戦(価格による競争)。
※比較的否定的に述べてきましたが、唯一、有効‘かも’しれないのが、市場占有率を上げ、『市場を独占する計画』です。
※高値で雑線を買い集め、市場そのものを一社で独占か、近い状況にする(これを寡占と言います。 厳密には買い手に因る寡占なので”買手寡占”)。  他社がいなくなる迄競争し、競合相手がいなくなれば、利益を独占できるという発想。
※誤解を恐れず言うと、中国のメーカーなどは、これに近い発想の動きをする気がします。
※とにかく製造量を上げ、ライバルが倒れるまで、ダンピングを繰り返し、赤字を垂れ流してもシェアを確保する。 ライバルが倒れてからは、利益がガバガバ入る(はず)という考え方。
※但し、この手法、スクラップの集荷競争で行うと、『完全にライバルの息の根を止めないと』意味がない。 果たして可能でしょうか?

※雑線(コンテナ:関東地区:【8月4日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):251円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):233円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):221円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):167円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):132円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】     以上