(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

4月22日 相場情報

お客様各位

 

【4月22日:‪今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=107円80銭【‪07:30現在】

※N.Y.ダウ:23,018(-631)

※銅LMEセツルメント

①午前売: 4994.5(-175)

②午後売: 4980

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス

③銅:2.267(-0.0675)

④金:1678.2(-23.4)

WTI 原油先物($/bbl)
⑤11.57(+49.2)

 

※ニューヨーク為替引値

107.76-107.79

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前: 580円

②ロンドン午後: 580円 

③N.Y.:580円

 

【4月21日:昨日の状況】

 

※国内銅建値600円(4月20日より+10円)

 

《中国人輸入ライセンス》

 

※コロナ騒動で、ふと忘れてしまいますが、本年‪7月1日より「中国スクラップ輸入新制度」開始を控えております。

 

※確認しておきます。 

銅系で言う処の、込銅(birch cliff)や雑ナゲット(cobra)、真鍮(honey)など、所謂スクラップ6類に該当する荷物について。

※現在は、輸入者である中国のメーカーは、中国にスクラップを輸入する際、「輸入ライセンス(2月〜3月に発行された)」が必要で、ライセンスに記載されてる量、しか輸入出来ません。

※例えば、500トン輸入出来るライセンスを持っている会社は、6月の中旬迄に、中国に荷物が到着するよう、4月後半〜5月に「買いを進める」訳です。

つまり、それは今。

※7月以降は、ライセンスが不要となるので、5月のうちにコンテナ詰して日本から輸出しないと、ライセンスを所有している意味がなくなる。

※早めにライセンス記載量を消化したい訳です。

 

※銅相場の回復もありますが、中国サイドから「雑ナゲットが欲しい」とか、「込真鍮が欲しい」などの問合せがあるなら、少なからずこのライセンス消化問題が、絡んでいると思います。

 

※ただ、仕入先に当たる、日本の皆様がお持ちの在庫は、2月以前=相場が急落する前の荷物である可能性が高く、評価単価が高い。

※中国サイドは荷物が欲しいとは言え、現在の相場より高い価格では買わないはずです。

 

※雑線(湘南ヤード持込):【4月21日現在】

 【1】ワイヤーハーネス:170円前後

 【2】雑線エフケーブル(VVF):150円前後

 【3】雑線・一般(42ー43%):120円前後

 【4】雑線B :30-75円 

 【5】家電線:付き物を取り売買可

 【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

 【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】