(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

3月3日 相場情報

 

お客様各位

 

【3月3日:‪今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=108円31銭【‪07:40現在】

※N.Y.ダウ:26,703(+1293)

※銅LMEセツルメント

①午前売:5640(+67)

②午後売:5658.5

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス

③銅:2.601(+0.055)

④金:1592.3(+28.2) 

※ニューヨーク為替引値

108.3-108.33

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:660円

②ロンドン午後: 660円

③N.Y.:670円

 

【3月2日:昨日の状況】

 

※国内銅建値640円(3月2日より-30円)

 

《お客様は神様か?》

 

※金属スクラップ業界、基本、荷物を持っている人の立場が強い「売り手市場」であり、仕入先が神様です。仕入先は立場が強い。

(一般的には売り先が神様なのに対して逆になります)

※先週末、そんな強い立場を利用した客先と、ちょっとした事件がありました。

 

※先週後半は新型コロナの関係で銅マーケットは下落傾向、足元建値は月末だからこそ670円が維持されていましたが、29金~3/1土には、計算上640円~650円でありました。

※そんな中、弊社仕入先より相場が下がりきっていた土曜日の夕方、いつもとは桁違いに多い(いつもは5トン程度を貰う仕入先が50トン)、大量の「雑線」売込みがありました。

しかも、相場が下がる前=週前半の価格で買って貰えないか?とのオファー。

 

※具体的には、

週前半180円であった雑線、相場が下がった土曜日には計算上170円でした。

相場が下がりきった土曜日に、弊社がこの雑線を180円で買ってしまえば、これは商売businessではなく只の「損失補填」です。

※弊社にとって仕入先は神様でありますが、これはいけません! 

※勿論、仕入先が、ダメ元で“言ってみる”のは勝手ですが、到底呑める要求ではありませんね。

 

おまけ: コロナウィルスを理由に事業が行き詰まるのは、おかしいと書いたら、賛同する読者の方から「その通り!」との応援メッセージを頂きました。ありがとうございます。

 

 ※雑線(湘南ヤード持込):【2020年3月2日】

【1】ワイヤーハーネス:200円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):175円前後

【3】雑線・一般(42ー43%):145円前後

【4】雑線B :50-100円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】