(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

7月20日 相場情報

お客様各位

 

【7月20日今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=107円72銭【05:50現在】

※N.Y.ダウ:27154(-68)

※銅LMEセツルメント

①午前売:6066(+118)

②午後売:6065.5

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

③銅:2.7445(+0.0405)

金:1425.1(-1)

※ニューヨーク為替引値(円)107.7-107.73

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:700円

②ロンドン午後:  700円

③N.Y.:700円

 

【7月19日:昨日の状況】

 

※国内銅建値690円(7月11日より+10円)

 

《アンニョンハセヨ・下》

 

※昨日のメール&ブログの通り、韓国は日本とさして環境が変わらない国なので、経常取引をするのは難しいと思います。

※かつて日本→中国に雑品を輸出していたのは「人件費が安い」というメリットがあった。

日本で出来ないことが中国で出来た訳です。

※ところが韓国、〈加工面〉でも〈需要面〉でもメリットがない。

※〈加工面〉日本→韓国に雑線を売ろうとしても、韓国の雑線加工機能(剥く線・ナゲット)は、日本と全く同じなので国内で加工しても同じ、輸出する意味がない。

※〈需要面〉解体・加工後の銅も、銅需要メーカーの状況が日本と同じで、これも輸出・輸入する意味がない。 

例えば日本のメーカーが、ピカ線を買いたくないときは、韓国メーカーも買いたくないとき、なのです。

 

※さて、ここで。「No.1しか取引しない」発想だと、取引先とは将来何も生まれません。 

※仮に売り先A社、B社、C社があり、それぞれの買値A社120円、B社110円、C社100円だとします。

No1しか取引しないとは、「A社に荷物を全部売る」ということ。

※ですが、もしC社に「別の機能」があるなら、敢えて買値が安いC社とも取引をすることも大事では?

 

※韓国企業は、普通考えると日本企業と、全く並列の立場なので、取引先としては国内A社、国内B社に比べ、日本からの運賃が高い分、価格競争力がありません。

「No1だけ発想」だと付き合う意味がない。

※ところが、色々付き合ってみると「別の機能(価格ではないメリット)」があり、C社の立場になり得ました。

※ここ数年来、「将来の種蒔き」として付き合ってきた韓国企業に、今になって逆に助けて貰っています。

まさに別の機能があったのです、カムサハムニダ(ありがとう)。

(上・下  おしまい)

 

※雑線(湘南ヤード持込):【7月19日現在】

【1】ワイヤーハーネス:220円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):195円前後【3】雑線・一般(42ー43%):165円前後

【4】雑線B :70-120円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】