(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

4月25日 相場情報

【4月25日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=112円10銭【07:30現在】

※N.Y.ダウ:26597(-59)

※銅

LMEセツルメント

①午前売:6437.5(+7.5)

②午後売:6430.5

※銅

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

③銅 :2.9175(+0.019)

金 : 1275.5(+6.2)

※ニューヨーク為替引値(円)

112.17-112.20

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:770円  ②ロンドン午後:770円 ③N.Y.:770円

 

【4月24日:昨日の状況】

 

国内銅建値  770円(4月16日より+10円)

 

《平成の人気者・令和の厄介者・下》

※さて、このFケーブル、中国向け輸出の時代であった平成では、バイヤーに大人気の商品で、言わば中国向け被覆線輸出の優等生・人気者でした。

※なぜなら中国では、

1ナゲットでなく剥線が加工の主力であった。

2ビニールが売れていた(今よりもPVCの価値が高かった)。

その為、価値がありました。

※ですが、マレーシアなど東南アジアでは、

1ナゲット加工が主力(剥線のし易さは、あまり関係ない)

2ビニールの流通価格が世界的に下落してる。

その為、かつてほどFケーブル人気がありません。

※更に重要なのが、3出来上がったナゲットの売れ行きです。

Fケーブルを加工すれば、雑ナゲットでなく、赤ナゲットが出来る為、加工後の製品価値が高い。

※ですが、ピカ線にしても、赤ナゲットにしても、「ご存知、壊滅的な売れな具合」です。

赤ナゲットが売れないのであれば、Fケーブルを高値で買う意味がないとうのが昨今の論理。

 

※今後も市中では、雑線より高い価格で流通するでしょうが、A雑線との価格差が小さくなることと、B価格が高いなら買い手が欲しがらないということになるでしょう。

※平成に人気があったFケーブル、令和ではとりあえず人気なし。 

昔のアイドルと言ったところでしょうか・・・。  (おわり)

 

※雑線(湘南ヤード持込):【4月24日現在】

【1】 ワイヤーハーネス:240円前後

【2】 雑線エフケーブル(VVF):220円前後

【3】 雑線・一般(42ー43%):190円前後

【4】 雑線B :90-140円

【5】 家電線 :付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】

【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。】

以上