(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

4月17日 相場情報

【4月17日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=111円99銭【07:20現在】

※N.Y.ダウ:26452(+67)

※銅

LMEセツルメント

①午前売:6460(+4)

②午後売:6462

※銅

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

③銅 :2.9305(-0.003)

金 : 1272.6(-14.2)

※ニューヨーク為替引値(円)

111.99-112.02

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:770円  ②ロンドン午後:770円 ③N.Y.:770円

 

【4月16日:昨日の状況】

 

国内銅建値  770円(4月16日より+10円)

 

チーズはどこへ消えた?Who Moved My Cheese?》

※日本の輸出通関統計では、雑線の輸出、昨年中国が輸入を止めるまで、毎月20,000トン〜25,000トンと集計されていました。

※勿論、スクラップなので、正確な数字を把握するのは難しいです。

例えば、バルク船に載せられ雑品として輸出されてしまうと「鉄スクラップ」にカウントされてしまい、通関統計の「雑線」には表れません。

※ですが、前回、リサイクル環境推進部会で話題になったのは、東南アジア(タイ・マレーシア・フィリピンなど)に輸出された雑線が、3月の速報値で5,000トン超しかないという点。

※少な過ぎやしませんか???

※昨年までと比べた不足分、1ヶ月当たり15,000〜20,000トンはどこに消えたのか?という話です。

※間違いない代替ルートとしては、

(1)新規参入国内ナゲット業者が、国内加工。

(2)既存ナゲット加工業者がcapacity増強、国内加工。

この辺りは想像出来る処です。

また、

(3)として、(1)・(2)の業者が今後の為に材料を買って確保している。在庫している。

これも想像に難くない。

それだけで日本中の雑線が、15,000〜20,000トンも消えるのか?という話です。

※恐らく(4)シュレッターや産廃ルートに流れていたり、(5)そもそも流通価格が下がり、末端で回収自体されていないとうのでは?、というのが大方の予想でした。Who Moved Our cable?

 

※タイトル:「チーズはどこへ消えた?」という本をご存知の方は、恐らく50歳以上、おっさん指数80%を超える方です。

20年ほど前に流行ったビジネス本で、100ページもない絵本なのでご興味がある方はアマゾンで!中古は数百円です。

 

※雑線(湘南ヤード持込):【4月16日現在】

【1】 ワイヤーハーネス:240円前後

【2】 雑線エフケーブル(VVF):220円前後

【3】 雑線・一般(42ー43%):190円前後

【4】 雑線B :90-140円

【5】 家電線 :付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】

【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。】

以上