(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

3月1日 相場情報

【3月1日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル111円38銭【07:20現在】

※N.Y.ダウ:25916(-69)

※銅

LMEセツルメント

①午前売:6536(+3)

②午後売:6559.5

※銅

COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

③銅 :2.95(-0.009)

金 : 1312.8(-4.9)

※ニューヨーク為替引値(円)

111.37-111.4

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:770円  ②ロンドン午後:780円 ③N.Y.:770円

 

【2月28日:昨日の状況】

 

※日本国内銅建値:770円(2月26日より+10円)

 

《雑線:中国向け価格・マレーシア向け価格 【1】》

※日中商品検査=CCICは、中国向けにスクラップの品質検査をする機関で、鉄・非鉄金属・プラスチック・紙などのスクラップを輸出する際には、必ず積込現場に立ち合い、その中身を検査します。

※現在、日本から中国に非鉄金属スクラップ6類=銅くず・真鍮くずなど、を輸出する際には、今まで通りこの検査が必要となります。

※バルク船に因る雑品や、コンテナ船に因る雑線が、今年に入り劇的に輸出件数が減ってると思われ、CCICも暇だろ~な~などと考えてました(大きなお世話ながら)。

※ところで、この検査費用、結構な金額がかかります。

※コンテナ1本を検査員が見に来ると6万円だか?2本で8万円だか?(本数ディスカウントあり)、さらにその検査員の交通費も負担する為、はっきり言って高い。

※もちろん禁止品目を中国に輸入させない為に一定の効果がある為、CCIC自体は、金額の高い安いでなく必要な存在ではありますが・・・

(CCICが出来る前の中国向け輸出貨物は確かにひどい品質でした)

※で、現在、タイ・マレーシア・フィリピンに雑線を輸出すると、当然、このCCICの検査は必要ありません。「日中間」取引ではないので。

※そこで先日、仕入先から「CCIC検査費用がかからない分、雑線を弊社は高く買えますか?」と聞かれました。

答えはNOです。 (つづく)

 

※雑線(湘南ヤード持込):【2月28日現在】

【1】 ワイヤーハーネス:230円前後

【2】 雑線エフケーブル(VVF):210円前後

【3】 雑線・一般(42ー43%):180円前後

【4】 雑線B :80-130円

【5】 家電線 :付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】

【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。】

以上