(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

11月20日 相場情報

【11月20日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル112円55銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:25017(-395)
※N.Y.金:1225.30(+2.30)
※N.Y.原油:56.76(+0.3)
※LME銅($/t)現物
午前:6260.0(+79.0)
午後:6293.0
※NYC銅(¢/lb)11月:280.45(+0.05)
※LМE銅相場状況
来年の利上げ期待が後退したことによるドル安を背景に底堅く推移した。

※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:750円 ロンドン午後:750円 N.Y.:740円

【11月19日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:750円(11月16日より+20円)
※上海先物取引所:11月49630(+100)

《恐るべき中国メーカーの戦略》
※中国で精錬所を回る旅が続いています。
※ある伸銅品メーカー(真鍮の水栓金具製造)を訪問したときに、社長から聞いた話です。
※例えば、製品マーケットの規模を100%とし、現在の同社シェアが30%とします。
※まず同社は製品をダンピングしまくり、言ってみれば安売りで販売して、とにかくシェアを取るそうです。 それまでの間は利益が少ない、どころか、下手すると赤字でも売りまくる。
※そうすると、マーケットシェアは50%〜60%になってきます。
※この時点で、価格競争に着いてこれない同業メーカーが、?潰れるか、?なびいてくるそうです。?は倒産、?は言ってみればグループ傘下に入るようになる。
※結果、マーケットシェアは更に上がり、80%を超えてくる。これで勝負あり。
マーケットの価格決定権(主導権)を握れる為、それからゆっくりと利益を出すとのこと。
※こうした話、中国ではよくあると聞いてはいましたが、結構な規模のメーカー社長から、直接聞いたのは初めて。
恐るべし。本当にそんなことやってんのかぁ〜。

※(こぼれ話)この社長、こんな生き方をしている為、過去2回ほど破産しかけてます。
テレビ番組なら『危険なので決して真似しないで下さい』とテロップが出そう。

※雑線(湘南ヤード持込):【11月19日現在】
【1】 雑線エフケーブル:200-210円
【2】 雑線・一般:170-180円
【3】 雑線B :60-100円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。
以上