(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

6月16日 相場情報



お客様各位

【6月16日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=110円65銭【05:50現在】
※N.Y.ダウ:25090(-84)
※N.Y.金:1278.50(-29.80)
※N.Y.原油:66.64(+-0.28)
※LME銅($/t) 現物
午前:7136.0(-61.0)
午後:7030.5
※NYC銅(¢/lb)6月:314.10(-7.55)
※LМE銅相場概況
トランプ米大統領が15日、中国からの総額500億ドルに上る知的財産権及びハイテクに関連する製品に対し25%の輸入関税を掛けると明らかにした。中国も同等規模の措置を導入する姿勢を示し、米中の貿易戦争激化が嫌気された

※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:840円、ロンドン午後:820円、N.Y.:810円

【6月15日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:840円(6月7日+30円)
※上海先物取引所 6月 53090(-260)
裏口入学
※中国語で「後門(ホウ・メン)」というと、日本語で言う裏口のことを言います。
※なので、「走後門上学(ゾウ・ホウメン・シャンシュエ)」と言えば、コネを使って入学する。
裏口入学をする。という意味になります。
なべやかんのアレですね!!(←ちょっと古い)
※現在、脱中国輸出のルートとして東南アジアルートを開拓していると、ぶち当たるのがこの後門=裏口入学です。
※どういうことか?
※例えば、日本からタイにミックスメタルを輸出するとします。
※タイには中華系スクラップ屋が沢山居て、そのうちのA社が、「直ぐに出来ます」「没問題・没問題」と言って、輸入をしてくれます。よって日本からの輸出は極めて簡単、タイは誰でも簡単にスクラップが輸入出来ると錯覚します。
※ですが、これが後門=裏口入学。タイに輸入通関する際に、A社はミックスメタルの詳細を説明せず、虚偽申告して輸入する。(実際には通関業者が申告をします。) 
※例えば「アルミ50%・ステン40%・基盤:5%・ゴミ5%」のミックスメタルを、
「アルミ50%・ステン50%」と申告します。 ゴミも基盤もなければ何の問題もない為、タイの輸入通関は通ります。
※ところが、タイ国政府もバカではないので、そのうちコンテナを開けて検査し、ゴミや基盤を見つけ輸入継続は不可となります。タイのA社も通関業者も一時的に儲かれば良く、後は逃げて終わり、となります。
※一方で、大門(ダー・メン:表門のこと)から入る方法もあります。
※その場合、タイ政府への説明、輸入申告には時間がかかる為、なかなかスタート出来ません。
後門・大門、どちらを選んで行くかは、とても大事な選択となります。

※雑線(湘南ヤード持込:【6月15日現在】
【1】 雑線エフケーブル:215-225円
【2】 雑線・一般:175-185円
【3】 雑線B :75-110円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上