6月24日 相場情報
お客様各位
【6月24日：今朝の状況】
※為替（ドル/円）：1ドル=106円50銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ：26156(+131)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5895(+70)
②午後売: 5875
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅：2.66(+0.0045)
④金：1772.1(+15.4)
⑤原油：40.37(-0.09)
※ニューヨーク為替引値
106.51-106.54
※本日時点予想計算値：国内銅建値
①ロンドン午前:670円
②ロンドン午後:670円
③N.Y.：670円
【6月23日：昨日の状況】
※国内銅建値670円(6月23日より+10円)
《小局か大局か つづき》
※大手鉄スクラップ業社がalliance（同盟・連合という意味。つまりグループ）を組んでいるが、その運営は難しい
のでは？という投稿を、先週しました。
※allianceで有名なのは航空会社で、かつて、全日空(ANA)は他社に先駆けスター・アライアンスに、加盟しました。
※a乗り継ぎが便利だったり、bマイルが効率良く貯まった
り、Cラウンジを共同利用出来たりと、良いことづくめで、
全日空は、allianceに加盟して以降、業績を伸ばしました。
※ナショナルフラッグ（名誉ある孤立）にこだわった日本
アンスに加盟することになります。
※そういう意味ではallianceは、有効に思えます。
※鉄、非鉄リサイクラーでallianceを考えたとき、具体的に
は、どのような仕事になるでしょうか？
※例えば、青森にある鉄屑屋A社と、東京にある鉄屑屋B社
が、同じalliance加盟しているとします。
わざわざ青森まで、鉄屑を持っていく運賃がもったいない
ので、同じallianceを組んでいるB社に持ち込むことに
します。
※C社は鉄屑を、A社に行っても、B社に行っても、同じ価格（例えば25円/kg）で売れる（買って貰える）ことが、
保証されているので、余計な運賃を掛けずに済むことになり
ます。
スワップ取引に近いですね。
※一方、allianceを組んでいるA社とB社も、別のallianceグループに、荷物を取られる心配がありません。
正に“三方良し”（★注）
※では何故に、金属リサイクラーのallianceは上手く行か
ない？
★注：「三方よし」
近江商人の経営哲学のひとつ。「商売において売り手と
買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそ
よい商売といえる」という考え方。
※雑線（湘南ヤード持込）：【6月23日現在】
【１】ワイヤーハーネス：220円前後
【２】雑線エフケーブル（VVF）：200円前後賞
【３】雑線・一般（42ー43％）：170円前後
【４】雑線B ：80-130円
【５】家電線：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
6月23日 相場情報
お客様各位
【6月23日：今朝の状況】
※為替（ドル/円）：1ドル=106円91銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ：26024(+153)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5825(-10.5)
②午後売: 5878
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅：2.6555(+0.0405)
④金：1756.7(+10.8)
⑤原油：40.73(+0.98)
※ニューヨーク為替引値
106.87-106.9
※本日時点予想計算値：国内銅建値
①ロンドン午前:670円
②ロンドン午後:670円
③N.Y.：670円
【6月22日：昨日の状況】
※国内銅建値660円(6月16日より-10円)
《親不孝相場(★注)》
※純度の高い電気銅（Cu:99.99%）より、純度の低い特号線
（ピカ線 Cu:99.9%）の、価格が高いことは、本来あり得
ません。こうした逆転現象を親不孝相場と言います。
※弊社が取り扱う被覆線くずでも同じです。
剥線処理をして売れるピカ線が550円だとして、50％歩留の
被覆線があれば、その価格は「550円X50％△加工賃」の式
で表せます。
※なので、理論上、加工賃をゼロで計算しても、550 X
50％ △0 =275となり、275円以上で取引されることは、
絶対にありません。
※但し、A：将来、銅価格が上がると思う人、 B：契約し
ている納入数量を納めることが出来ず、止むを得ず高値集荷
をする人は、275円以上の高値、280円、300円、と有り
得ない価格を提示することになります。
※最近、こうした傾向に拍車がかかってます。
※原因の一つは、政府の新型コロナに関する緊急経済対策
だと思われます。 政府は、様々な形で資金を回す為、
無利子無担保の金をばら撒いております。
※経済対策としては良いことなのですが、金属スクラップ
業界、仕事が少ない上、C：どうせタダの金なら荷物を
買って置いておけ！とばかり、高値で買って山積みにする
作戦をされている方もいるようで、、、
※まあ、金属くず、置いておいても腐りはしないのですが、
果たして賢いと言えるか。
※(注)親不孝相場（おやふこうそうば）：株式業界では、
株式、新株（子株）の相場が旧株（親株）の相場より高い
ことを言います。
金属くず業界では、本来、安いはずのモノが高く取引される
ときに使います。
★お知らせ：今月末より弊社ホームページがリニューアル
されます。
※雑線（湘南ヤード持込）：【6月22日現在】
【１】ワイヤーハーネス：220円前後
【２】雑線エフケーブル（VVF）：200円前後賞
【３】雑線・一般（42ー43％）：170円前後
【４】雑線B ：80-130円
【５】家電線：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
6月20日 相場情報
お客様各位
※為替（ドル/円）：1ドル=106円89銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ：25871(-208)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5835.5(+36.5)
②午後売: 5862
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅：2.615(+0.024)
④金：1745.9(+21.1)
⑤原油：39.75(+0.91)
※ニューヨーク為替引値
106.87-106.9
※本日時点予想計算値：国内銅建値
①ロンドン午前:670円
②ロンドン午後:670円
③N.Y.：660円
【6月19日：昨日の状況】
※国内銅建値660円(6月16日より-10円)
《小局か大局か》
※先日、ある社長と話しているときに、同業者（ライバ
ル社）と、仕入れる荷物を競合して行くのか、協調して
一緒に行きて行くのか、どちらが良いか？という話に
なりました。
※結論は出ませんでした。
※マーケットの範囲をどこまで見ているか？に因り、取る方法は変わります。
※例えば自分がいる県内だけをマーケットと見た場合、
今後、発生する屑は減る一方で、競合他社と価格競争を
すれば両社が疲弊するだけです。
※一方、関東地方とか、日本全体とかを見た場合、
ある程度住み分けをし、皆が生きることを考えること
が可能かもしれません。
（大手鉄スクラップ業社がallianceを組んでいるのは、こうした発想か？）
※allianceを組む上で問題になるのは、鉄、非鉄
リサイクラーは、大なり小なりオーナー企業で、結構
大きな企業まで「個人商店」式経営をしていることだと
考えます。
※個人商店の発想を廃さないと、allianceは難しいのでしょう。なかなか上手く行かなそう。
※雑線（湘南ヤード持込）：【6月19日現在】
【１】ワイヤーハーネス：220円前後
【２】雑線エフケーブル（VVF）：200円前後賞
【３】雑線・一般（42ー43％）：170円前後
【４】雑線B ：80-130円
【５】家電線：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
6月19日 相場情報
お客様各位
【6月19日：今朝の状況】
※為替（ドル/円）：1ドル=106円98銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ：26080(-39)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5799(+65)
②午後売: 5782
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅：2.591(-0.001)
④金：1724.8(-4.4)
⑤原油：38.84(+0.88)
※ニューヨーク為替引値
106.96-106.99
※本日時点予想計算値：国内銅建値
①ロンドン午前:670円
②ロンドン午後:660円
③N.Y.：660円
【6月18日：昨日の状況】
※国内銅建値660円(6月16日より-10円)
《再生プラの需要》
※6/19付日刊産業新聞より
「仏アイデミア 再生PVC原料 銀行カード供給」
生体認証技術の仏アイデミアはこのほど、リサイクルプラスチック（PVC）を原料にした銀行カードを
リア銀行（BBVA）に供給すると発表した。
※つまり敢えて再生プラスチックを使って
リサイクルを推進しようという話ですね。
※リサイクル環境推進部会でも、電線リサイクルが
テーマになりますが、そのポイントとして挙がる
のは、「需要喚起」です。
※例えば、PVCの再生ペレットを作っても、それが
製品の原料として採用されなければ、リサイクルは
進みません。
※社会を上げての、リサイクル需要喚起を進めるべきで、今回のニュースは素晴らしいことだと思いました。
※雑線（湘南ヤード持込）：【6月18日現在】
【１】ワイヤーハーネス：220円前後
【２】雑線エフケーブル（VVF）：200円前後賞
【３】雑線・一般（42ー43％）：170円前後
【４】雑線B ：80-130円
【５】家電線：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
6月18日 相場情報
お客様各位
【6月18日：今朝の状況】
現在】
※N.Y.ダウ：26119(-170)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5734(-25.5)
②午後売: 5736.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイ
オンス)
③銅：2.592(+0.026)
④金：1729.2(-0.4)
⑤原油：37.96(-0.42)
※ニューヨーク為替引値
107-107.01
※本日時点予想計算値：国内銅建値
①ロンドン午前:660円
②ロンドン午後:660円
③N.Y.：660円
【6月17日：昨日の状況】
※国内銅建値660円(6月16日より-10円)
《入札》
※入札とはよく出来た仕組みだと思います。
※大手会社、特に鉄道会社は電線など銅系のくずを払い下げする際に、入札制度を使います。
※参加する取扱業者はこぞって応札する訳ですが、
なかなか簡単に落札出来ません。
※昨今の不景気で、金属くず発生が少なくなると尚の
こと、業者は札入れ価格を上げ、落札価格はつり
上がることになります。
つまり入札する側からすると売値が高くなる訳です。
※結果として、落札者側は、落札出来てもその落札
額が高く、決して儲かりません。
※弊社も、参加しても意味ないのでは？と、毎回、思いながらも、荷物欲しさに入札参加するという、
堂々巡りに陥ります。
おまけ：入札コノヤロー！と常日頃、思っているの
ですが、弊社が海外の売り先に、荷物を売るときは、やはり高値の業者に売ります。
卑劣にもほぼ入札で、結局、同じことをしている。
※雑線（湘南ヤード持込）：【6月17日現在】
【１】ワイヤーハーネス：220円前後
【２】雑線エフケーブル（VVF）：200円前後賞
【３】雑線・一般（42ー43％）：170円前後
【４】雑線B ：80-130円
【５】家電線：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
6月17日 相場情報
お客様各位
【6月17日：今朝の状況】
※為替（ドル/円）：1ドル=107円30銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ：26289(+526)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5759.5(+113.5)
②午後売: 5764.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅：2.566(-0.0025)
④金：1729.6(+9.3)
⑤原油：38.38(+1.26)
※ニューヨーク為替引値
107.32-107.35
※本日時点予想計算値：国内銅建値
①ロンドン午前:660円
②ロンドン午後:660円
③N.Y.：650円
【6月16日：昨日の状況】
※国内銅建値660円(6月16日より-10円)
《LINE仕事術》
※先日、大手の非鉄金属商社を初めて訪問しました。
※同社、海外連絡事務所を含めると50名を越す巨大
組織で、仕事の方法も洗練されております。
※例えば、営業人員10数名＋弊社の担当者の間で、
訪問当日即座に、一つのLINEグループを作成、情報
を全員が共有するようにします。
※かつて（小生が所属していた頃の）商社であれば、
同じ部内でも、別の担当者がしている仕事を把握
出来ず、商機を逃していました。
※ところが今は、被覆線（銅）の担当者が、LINE
グループを使うとことにより、アルミのLIVE情報
（売先・価格）を、自動的に入手出来ます。
※要領の良い営業マンは、担当以外のアイテムでも、
商売を決めることが出来る訳です。
※地域差も解消出来ます。
※ロンドン支店の担当者が、中国の価格をLIVEで知る
ことが出来れば、イギリス→中国へ輸出商売を
決めることも出来ます。
※一方でLINEグループの方式には、情報が拡散し
過ぎるという欠点もあります。
※例えば、中国の価格情報を、LINEグループの一人に
知らせると、世界中のサプライヤーの価格が、一気
に上がる可能性があります。
※いち早く情報を掴み商売を決める人が現れる一方、
情報入手の遅い人は、商売を決めるのが一層難しく
なります。
※仮に、商売を決めれても仕入価格が上がっていて、
利益が減る可能性があり、競争が激化する訳です。
※雑線（湘南ヤード持込）：【6月16日現在】
【１】ワイヤーハーネス：210円前後
【２】雑線エフケーブル（VVF）：190円前後賞
【３】雑線・一般（42ー43％）：160円前後
【４】雑線B ：70-120円
【５】家電線：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
6月16日 相場情報
お客様各位
【6月16日：今朝の状況】
※為替（ドル/円）：1ドル=107円36銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ：25763(+157)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5646(-139.5)
②午後売: 5689
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅：2.5685(-0.033)
④金：1720.3(-9)
⑤原油：37.12(+0.86)
※ニューヨーク為替引値
107.31-107.34
※本日時点予想計算値：国内銅建値
①ロンドン午前:650円
②ロンドン午後:660円
③N.Y.：650円
【6月15日：昨日の状況】
※国内銅建値670円(6月11日より+10円)
《チョウケイ》
※と言っても、ラオウのことではありません（←という発想が古い）。
長期契約のこと。
※一般的に、1−3月、4−6月、7−9月、10−12月、と、四半期（クオーター）に分けて契約するのが
一般的でしょうか？
※銅系を製造するメーカーに対して、第3四半期
（7−9月）の価格交渉を、6月後半、つまり、これ
からするという方も、沢山、おられると思います。
※斯く言う弊社、4ー6月に行った「売りの契約」
を、7月以降どうすべきか？頭を悩ませております。
※弊社が製造する銅ナゲットは、国内メーカーに
販売するか、海外けに輸出するか、二つのルートが
あるのですが、問題はどちらが良い条件か（＝販売
価格が高いか）？ではありません。
※昨今の発生薄から、この間、原料を安定的に調達
出来るか？に不安あり、果たしてどの程度、先行し
た売り契約すべきかを迷っているという話です。
※一方で、弊社の仕入先とは、弊社への販売（弊社への仕入）について、この7−9月は、長期契約不可と
なりました。
※つまり、弊社が売り先に対して持つ供給不安、仕入先お客様も同様に弊社に対して、供給不安に
思っているということ。
※この夏の原料調達およびそれに伴う供給責任、苦労しそうな気がします。
※雑線（湘南ヤード持込）：【6月15日現在】
【１】ワイヤーハーネス：210円前後
【２】雑線エフケーブル（VVF）：190円前後賞
【３】雑線・一般（42ー43％）：160円前後
【４】雑線B ：70-120円
【５】家電線：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
